富嶽三十六景　江戶日本橋(えどにほんばし)

日本橋は東海道の最初の場所であり道路網の始点となっているところです。

北斎の素晴らしい構図はさすがです。両サイドの蔵が透視遠近法でえがかれており遠くに見えている江戸城が印象的に見えます。船が並べられて人の慌ただしさがよく伝わって、なにか一日の仕事の始まりを感じさせるうき伊予絵です。富士山の何気ない描き方がなんとも風情があり最高ですね。特徴的なのは、ひと目見るとやはり蔵が非常に印象的に見えます。それと極端な遠近法と手前のにぎやかな大勢の人々と日本橋、江戸城と富士山が絶妙なバランスで描かれています。よく見ると人の顔がほとんど正面を向いておりまるでこちらに迫ってくるような感覚である。江戸時代経済の中心であった日本橋は今でも大きな建物や日本銀行、証券取引所等敬愛の中心としているのは江戸も現在も変わらない日本橋である

　メモ

日本橋界隈の江戸スポット

十思公園（じっしこうえん）

伝馬町の牢屋敷の跡で有名な吉田松陰が安政の大獄で処刑された場所終焉の地の碑もあります。現存しているのは石町時の鐘があります。この鐘は江戸に時を知らせていた鐘です

金座（きんざ）跡

ここは江戸時代には金貨の鋳造所です現在は日本銀行が建っています。またすぐとなりに貨幣博物館も見学できます

常盤橋門跡

常盤橋門は江戸城jの外郭の正門でその一部の枡形石垣の一部が橋の横にある常盤橋公園に現存しています。現在の常盤橋は明治10年建造です

富嶽三十六景　江戶日本橋(えどにほんばし)

富嶽三十六景　江戶日本橋(えどにほんばし)　印影

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