富嶽三十六景 東海道吉田(とうかいどうよしだ)
富嶽三十六景 東海道吉田(とうかいどうよしだ)

現在:愛知県豊橋市

不二見茶屋

東海道.五十三次の三十四番目の宿にあるのが不二見茶屋です。不二見という茶屋なので素晴らしい冨士が見えたと思います。

旅の女二人は縁台に座って茶屋の女将の説明を聞いています。その横で二人を乗せてきたと思われる駕篭かきは草履を木槌で叩いている様子が伺えます。

右横には「根本吉田ほくち」と書かれていますが元祖吉田火口の意味で火口とは火打ち石の火を写し取るもので当時の名物でした。

現在でも豊橋市北都・富士見第四公園は富士見の名所として知られています。また高台の各所ではきれいな冨士が見られます





メモ

豊橋市内の江戸スポット

豊川稲荷

愛知県豊川市豊川町にある曹洞宗の寺院で嘉吉元年(1441年)創建。正式の寺号は妙厳寺(みょうごんじ)といいます。開祖は東海義易

現存しているのは天文年間建立の山門や天保年間建立の法堂が現存しています

旅寝塚句碑

この句碑は「寒けれど 二人旅ねぞ たのもしき 」芭蕉の句である
松尾芭蕉が吉田宿に訪れたときに読んだ句です

前芝の燈明台

三河湾を行く船の目印として寛文9年(1669年)建設されたもの。
現在残るのは昭和41年に復元修理されたもの。




 

 

 

 

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