富嶽三十六景 遠江山中(とおとうみさんちゅう)
富嶽三十六景  遠江山中(とおとうみさんちゅう)

現在:静岡県西部

これぞ北斎構図

遠江国(静岡県山中で巨大な樹木を丸太で2本ずつ組んで傾斜させ上と下から鋸を引いています。
まるで曲芸みたいです。

一人は上から一人は下から巨材を挽いています

その左側で男が鋸の目立てに勤しみその横で赤子を背負った女(女房だろうか)が弁当を持ってきている様子でしょうか何気ない人物を描くのも得意な北斎です。

園となりで子供が焚き火をしているのだろうか黒鉛が左から右ひ広がっています。

この図でも北斎得意な三角形の構図とその中に冨士が描かれています



メモ

天竜川沿いの江戸スポット

さくま郷土遺産保存館

この保存館は天竜川沿いの山村の歴史や文化などを紹介している保存館です天竜川での水運に使用された道具や山間信仰に関する資料も保存されています

佐久間町民俗文化伝承館

江戸末期の農家を移築して当時の民具や農具の展示や語り部による民話などを聞くことができる
またそばが有名です




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